<『微笑』などを収録> 芥川龍之介全集(第13巻) [ 芥川龍之介 ](販売店:楽天ブックス)  小説

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■目次
隣の笛/我机/「ふゆくさ」読後/病状雑記/微笑/「笑ひきれぬ話」の序/「私」小説論小見/侏儒の言葉/「未翁南甫句集」の序/「支那游記」自序〔ほか〕


■青空文庫から『微笑』を一部抜粋
 僕が大学を卒業した年の夏、久米正雄(くめまさを)と一緒(いつしよ)に上総(かづさ)の一(いち)ノ宮(みや)の海岸に遊びに行つた。それは遊びに行つたといつても、本を読んだり、原稿を書いたりしてゐたには違ひないが、まあ一日の大部分は海にはひつたり、散歩したりして暮してゐた。
 或暮方(くれがた)、僕等は一(いち)ノ宮(みや)の町へ散歩に行き、もう人の顔も見えない頃、ぶらぶら宿の方へ帰つて来た。道は宿へ辿(たど)り着くためには、弘法麦(こうぼふむぎ)や防風(ばうふう)の生えた砂山を一つ越えなければならぬ。


■『微笑』などの著作権が切れている作品は青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)でも読むことができます。



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